東京
首都直下地震の切迫性
中央防災会議は「今後30年間に首都圏で発生する確率の高い、大規模地震」について次のような被害予想を発表しています(平成24年5月17日)。
首都直下地震被害想定 全壊棟数分布と消失棟数分布の比較(東京湾北部地震M7.3)
耐震診断・補強(耐震改修)の流れ
建築物の耐震改修の促進に関する法律
- 多数の者が利用する建築物の所有者に耐震診断・改修の努力義務
- 認定された耐震改修工事について耐震関係規定以外の不適格事項の不遡及
- 特定行政庁による指導、助言、指示 等
耐震診断・改修を促進するための支援制度
耐震診断~耐震補強計画設計~耐震補強
一次診断:設計図面などによる簡易診断を行う。 二次診断:対象とする建物の、現在の耐震性の診断を行う。
※精密診断:精密診断は建物ごとに調査内容を決め、診断を行う。
耐震補強計画設計
- 計画の立案
- 建物に要求する耐震性能レベルを設定します。
- 建物の用途・将来設計から、コスト、工期および施工性等を考慮し、業務や居住に影響が少なく、低振動、低騒音の居ながらにできる工法の検討を行います。